【リキッド】 BaksLiquidLab.『shirafu shirazu』レビュー
「うん…うん…」
そう口から煙を出しつつ独りごちてるのはこのブログの筆者『Karupisu』蒸気を吐くもの(ベイパー)である。
「うまいね、やっぱり」
彼は何度も煙吐き出しつつ感想を述べる
「おしんさんは天才だな。間違いない。」
かの調香師(ミクソロジスト)の名前が出る
左手にはSTRIDE、そこにARMORが乗っている
反対の手には見慣れないボトル
「あぁ~しらふしうめぇ~」
shirafu shirazu(素面不知)
Karupisuが吐いている煙の正体である
この液体(リキッド)はBaksLiquidLab.から発売されている電子タバコ(VAPE)のリキッドである。
その香り(フレーバー)は公式のWEB SHOPによると
ブランデーをメインにしたリキュール3種類と、バージニアブレンドのパイプタバコ葉をブレンドしたフレーバーです。
柑橘系の香りが立ち、タバコ系フレーバーが苦手な人にもオススメです。
甘味付けにバニラカスタードを少量使用していますが、後味がスッと引きチェーンしやすく仕上げています。
と洋酒メインのフレーバーとなっている。
「しかしこのラベルのデザインもいいよなぁ」
しげしげと眺めるボトルのラベルにはフクロウ(ミミズク)が描かれており、夜をイメージさせる。
「香りは…そうだな…どちらかというとタバコ系だな」
「しかし洋酒感もあるな」
ボトルに鼻を近づけ、スンスンと匂いを嗅ぐ
その様はまるでボトルで鼻水を吸い取るようにも見えてくるから不思議である
「ペロッ…うん…あまい…」
リキッドを直接なめたのである
これはかの有名ブロガーYAIRA女史の業である
どうやらKarupisuには時期尚早だったようだ
そしてアトマイザー(NOBUNAGA MINI)にリキッドを垂らした後、
適切なワッテージに設定されたMODのパフボタンを押し込み、スゥ…っと吸い込む
アトマイザーに取り付けられた26Gカンタル線で作られた2.5mm径、7回に渡って巻かれたコイルそれが二つあり、そのコイルに4Vに調節された電圧が掛かり8Aもの電気が流れる
流れた電気エネルギーがコイルが持つ電気抵抗によって熱エネルギーに変換され、コイルに通されたコットンにしみこんだリキッドを熱する
熱せられたリキッドは微粒子レベルに拡散され蒸気として存在を余儀なくされる
アトマイザーのサイドに設けられた空気孔(エアーホール)から外気が台風のごとく吹き込み、コイルに直撃する
そのあおりを受けた蒸気が出口を探してアトマイザーの中を右往左往する
行き場を無くした蒸気が行き着く場所がアトマイザーの上部、ドリップチップである
テーパー加工されたドリップチップにより蒸気が圧縮されその密度を確かな物にしていく
ドリップチップの出口はもちろんKarupisuの口内
口内に飛び込んだ蒸気が舌の味覚を刺激し、脳みそに電気信号を送る
気管に侵入し、肺まで到達した蒸気が逆再生されたビデオのように巻き戻されていく
しかしドリップチップには戻らず外気へと放出される
そして地球の大気(アトモスフィア)の一部となる。
「最初になんだ…よく分からんけど…これが柑橘系か…」
「しかし後にはしっかり洋酒だな」
「うむ、タバコ感は探さないとわからんな」
「確かにバニカスっぽさもあるな」
「絶妙なバランスだ…素晴らしい…」
そうたいそうな感想を述べているが場所が自宅の換気扇の下であるため雰囲気は全く無い
「しかしおしんさんも言ってたけどコットンになじむまで結構掛かるな」
「最初はあんまり味が無いけど吸う毎につれ深みが増してくる」
そう、このリキッドはコットンになじむまでに時間が掛かるのである
粗悪なコットンで吸うと所謂コットン臭が目立つだろう
筆者も初めて吸ったときはすわコットン臭と驚いたものである
そんなしらふしであるが公式のショップではすでに売れ切れ状態のため購入できない
しかし、BaksLiquidLab.は各地のVAPESHOPまたはWEBSHOPに卸しているため在庫があれば購入が可能となっている
趣味でリキッドを自作し、その才能を開花させた調香師オシンバックスはついに他のショップに卸すまでになった。
彼の活躍は今後も注目していきたい物である。
カルニキ資金足らんかったら処女買うよ
— oshinbaks (@oshinbaks) 2018年1月8日
8000円で買うよ
— oshinbaks (@oshinbaks) 2018年1月8日
二桁足らんぞ
— Karupisu (@karu_karupisu) 2018年1月8日